八雲立つ・・・ [阿房の気まま旅日記]
一昨日、山陰・出雲に出張する。
とにかく用事を済ませることが第一義なので、往きは、飛行機を利用。
36人定員のチドリのようなプロペラ機で9時45分、伊丹から飛び立つ。
形式は、日本エアコミューター・・・スウェーデンのサーブエアークラフト社SAAB340というもの。
YS11の後継機として各地で活躍しているらしい。
ジェット機のように、離陸時の圧倒的な衝撃がなくフワリと飛び立つのがいいね。
飴ちゃんを二、三個もらってネロネロしていると、早くも群青色の日本海が見えてきた。
そして、日本海の海岸線沿いに西進し、
宍道湖を北方から水鳥のように低空飛行してランディング・・・
八雲立つ出雲の地に到着!
快晴である。からっとしたドライな空気が頗る快い。
さあ、お仕事お仕事・・・
そのお仕事をチャッチャと済ませて・・・とはいかず、なんやかやで結局15時位までかかってしまった。(詳細は省略)
仕事を終えて訪れた出雲市駅。10年ほど前に訪れた駅舎とは趣を異にしていて、いつのまにか立派な大社造りの高架駅になっていた。
駅前の猥雑感がなくなって、がらんとして淋しいような気がした。
おまけに一畑電鉄も高架だ。宿毛駅タイプである。
ここまで高架にする必要がどのあたりにあるのだろうか?
帰路は、倉吉まで山陰線を楽しんで、そこから智頭急行で帰ろうと思ったが、想定外の時間を浪費したため、特急やくもで伯備線経由で岡山へ。
車中から穏やかな宍道湖をながめつつ・・・
境港の焼鯖すしをアテに・・・ひとり舌鼓を打つ。
う~ん、名物のシジミ汁も欲しいところだ。
至福の時だね。
出雲から伯耆、備中と神話の古里を車窓に楽しむ。
急峻な山地を縫うように進む伯備線では、新見の手前の谷田峠で分水嶺を通過。
それまで日野川水系を川上に向かっていた列車が・・・
峠を越えると列車は、高梁川水系の川下に向かう。
新見を過ぎ、この春訪れた思い出深き備中高梁を経て岡山へ。
岡山からは新幹線で新大阪まで。
何だかんだの4時間、楽しき汽車旅・・・大阪に着くと、一気に現実に連れ戻される。
・・・嗚呼。安倍さんこんなになっちゃって・・・(地下鉄梅田駅構内において)
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出雲行きの飛行機、みなさんスーツを着てますが、ビジネス便として結構需要があるんですね。
出張帰りの列車で、駅弁をツマミに一杯。
まさに至福の時ですねぇ。。
by (2007-08-01 12:30)
>うたにさん。こんにちは。
出雲行きの飛行機は満席でした。ほとんどがビジネスマンでした。
8月に入ってからの出張だと台風に巻き込まれていたかもしれないと思うとほっとしています。
by Fuzzy (2007-08-04 07:39)