酔い覚めのラーメン [あまから手帖]
先日仲間と大阪の心斎橋で大いに気焔を上げたのち、酔い覚めのラーメンを食べに行った。
9月2日にオープンしたばかりで、道頓堀沿いにある博多ラーメンの「一蘭」である。
http://www.ichiran.co.jp/index2.html
入口は道頓堀川側にある。午前0時をまわっていたので、ややお客は少なそうだが、ガラガラといったものではなかった。いつもはもっと混んでいるらしい。
すべてシステム化されている。
食券を買って空席ランプの点いている座席に着席。
その席も両側に衝立がついていて、隣の人の食べる様子が見えなくなっている。
これが「味集中カウンター」らしい。
自分の食べている様子を人に見られなくていいかもしれないが、なにやら養鶏場のニワトリのようで悲しくなってしまう。
従業員の顔も見えない。
着席後、食券を出すと一枚の紙が出される。そこに自分の好みをセレクトするのだ。
ああめんどくさい。
酔い覚めのラーメンを食するのにはややこしすぎる。酔眼にも辛い。
固めの麺がよければ、口頭で店員に言えばいいじゃないか。と思ってしまう。
なんだか客まで徹底的にシステム化されていて、これがお客に対するもてなしなんだろうか?
アナログかつファジーな小生には息苦しい限りである。
ええっい。なんでもええから早く出せぃ!
と言いたくなる。
ヒトとの対話の苦手な引きこもりの若者には喜ばれるだろうが、わしゃイヤじゃ!!
味・・・酔い覚めのラーメンなのでコメントは控えておこう。
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すごい・・・徹底していますね。
パチンコ屋の景品交換所みたいに、極力人との関わりを排除したいのかな。。
ラーメンはうまそうだけど、なんだかちょっと味気ない気も・・・。
by (2007-09-28 12:25)
ラーメンの雰囲気と、店のシステムが、
ミスマッチな気がします。
よっぽどおいしいのでなければ、敬遠してしまいそう。
by manamana (2007-09-28 23:07)
ラジオで存在は知っていましたが、聞きしに勝る店ですね。何かラーメン公社といった感じ(元ネタは新作落語のぜんざい公社)ですね。
これなら金龍へ行きますわ。
by なにわ (2007-09-29 13:06)
>みなさん。おはようございます。
コメントありがとうございます。
しらふの時はまだしも、酔っている時には、ほんと煩わしくてかないまへん。
しかし、東京などにもチェーン展開しているお店なので、若者には心地よいのかもしれません。
ぜんざい公社であれば、餅を焼くのに消防署の許可をもらってきてくれ。といわれますが、ここの超こってり、秘伝のたれ二倍や超カタ麺を選択するには、健康診断書の提出が必要かも・・・(笑)
ところで今日から郵政公社の民営化だ!!
by Fuzzy (2007-10-01 08:48)
ここまで徹底して組み立てられてるお店は見たこと無いですねー。
そのまえに、酔いながらも説明に十分な写真を撮影されてるファジー
さんの体力に脱帽ですw
by まさやん (2007-10-01 21:54)
>まさやんさん。おはようございます。
「酔いながらも説明に十分な写真を撮影」には苦労しました。
手許がフラフラして、ブレた写真が多く大変でした。
by Fuzzy (2007-10-02 06:52)