BOLSEY FLEX [愛しきカメラたち]
このカメラは、スイス人でアメリカに移住したジャック・ボルスキーの作品。
ボルシーフレックスといえば、普段カメラ愛好家の間では、下記の写真の35mm判カメラを示すが、
我が家にあるのは、ブローニ判の6×6判。アメリカ向けに作られたものと思われるが、made in Germany 。
これは簡単な仕組みの二眼レフだが、けっこう珍品。
前期と後期型の二種類があるが、これは後期型。前期型よりさらに数が少ないらしい。
色合いもアメリカがもっとも強かった1950年代好まれたライトグリーンが採用。軽快でおしゃれ。
黒色が圧倒的に多い写真機の中で、カラフルな色彩は非常に目立つ。
露出やシャッタースピードも数段しかなく、極めていい加減。距離も適当。
すべてがファジー。
手先の不器用なアメリカ人はこうして写真を楽しんでいたのか。と思いながらシャッターを切る。
この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
素晴しいカメラをお持ちなんですね。羨ましい~
お洒落なデザインで人気があったんでしょうね。
by 天女が遊 (2006-12-22 12:24)
ローライフレックスなどのこういった二眼レフは、嵩が大きいので、困ります。
知らず知らずに台数が増えて、部屋が狭くなっていきます。
でもウエストレベルで静かに撮影できる二眼レフは味わいがあってなかなか手放せません。
by Fuzzy (2006-12-23 08:34)
これは珍品ですね!初めてみました
写りも味があって素晴らしいですね~
by 暇なフォトグラファー (2006-12-26 22:44)
>暇なフォトグラフアーさん。こんばんは。
ちょっと珍しい機種かと思います。
簡単なシステムしかありませんが、きれいに写ります。
現在のカメラは電子機械がなんでもしてくれますが、このカメラはファジーなところがいいですね。すべて自己責任。
こんなカメラで上手く写れば、それはカメラマンが上手かったから・・・
by Fuzzy (2006-12-27 01:20)