ゼブラバス [或る日の出来事]
昭和39年頃の大阪市バス これも緑木の車庫で公開していた。
懐かしいねえ。
濃緑のボディに白線が入る。もっと昔のバスは更に曲線のデザインがあったと思う。
しかし、よく乗りました。
そしてまた、よく故障しました。
(市バスの思い出)
通学途中の川口で乗り換えて利用してたんだか、なぜか途中で「プスン」と動かなくなる。
「故障です。降りてください。」の一言で降ろされる。
全く後の補償なしに・・・
もちろん学校は遅刻。
校庭で全員揃って朝令しているところに、見世物のように別枠の「遅刻組」に並ぶのは屈辱だったね。「僕のせいぢゃないのに・・・」と膨れっ面をしつつ。
それはさておき・・・
このゼブラバス、車内を見ると、床は木製だし、とにかく座席がとても小さい。二人がけの座席には今では二人は座れない。座席が小さくなったような錯覚を覚える。人間が大きくなったんだね。
バス停標識も再現してあった。
うん。うん。こんなのでしたね。
行き先と系統番号だけが上の三角板に書いてあって、
時刻は白い柱にホーロー製の小さな時刻表が貼り付けてあった。
今では行き先やら到着時刻の予測など至れり尽くせりだが、
当時、時刻に遅れるバスは常で、じっと来る方向をみつめてひたすら待っていたね。
遅れに遅れて、来たと思えば同じ行き先のバスが2台団子になってやってきたときには、ホント、泣きたくなったネ。
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